11月1日、横浜市青葉区にいい菜&ゼスト荏田北店がオープンしました。東急田園都市線の江田駅から徒歩4分ほど。国道246号線も並行して走っているので、交通の便は申し分ありません。
住宅街の一角に食品館あおばがドラッグストアとの複合店舗としてオープンし、1F惣菜売り場にいい菜&ゼスト荏田北店があります。
周辺環境に溶け込んだ店舗
この周辺は第1種住居地域で、派手な装飾看板や、風俗店営業が制限されているため、閑静な住宅街としての環境が守られています。スーパーの入り口付近にも目立った装飾物がないのはそのためです。国道246号線から見えるサインボードが唯一の存在を示すもので、完全に周囲の環境に溶け込んでいます。
地名は荏田と江田が混在しています。住所表記は荏田町ですが、1966年に江田駅が開業し、駅周辺の建物や交通標識などには、読みやすい江田と表記するものが増えたそうです。
人気商品は順調な売れ行き
惣菜売り場は壁面に約9mのケースのみで、平台がなく売り場面積はやや限られています。売れ筋商品はやはりその日の特売品。100g¥100の「たらこスパゲティサラダ」や、3枚、または4枚¥200の各種の揚げ物が目を引きます。「たらこスパゲティは早々に売れていきました。夕方にまた補充します」と竹内店長。また甘辛ソースが食欲をそそる「軟骨入りつくね」(4個入¥200)や「三元豚の厚切りロースカツサンド」(¥450)も、最近人気が高まっています。
車での来店需要が意外と多く・・・・
週2回のあおばの折り込み広告や、メルマガに掲出する商品も売れ行きがいいようです。その他に「店内需要も多いですよ。周辺には店がないので、店内で働く従業員の皆さんが弁当などを買っていかれます」と竹内店長。
近隣住民の方も買いに来られるでしょうが、車での来店も多いようです。「国道246号がすぐそばを走っているので、ここを日常的に車で走る方は看板を目にしやすいですから」と分析する出口マネージャー。車場は十分なスペースがあります。
顧客ニーズを探りながら
半面、電車での通勤帰りの方は少ないようです。駅直結でないのと、駅西口は戸建て住宅が多く、長く住まわれている方が多いので、単身者やファミリーなど、若い世代の方が少ないからです。
オープンからまだ2カ月に満たない荏田北店。「お客様が何を求めているかがわかるのは、これからでしょうね」とは前出の出口マネージャー。しばらくは手探りの状態が続きそうです。