今回は、9月と10月にオープンした、いい菜&ゼスト仙川店と日野万願寺店の2店舗を紹介いたします。共に東京都の西部、調布市と日野市に位置します。
9月29日にオープンした仙川店の最寄り駅は、京王線仙川駅。駅南口の改札を出ると桜の樹が1本植えられており、春になると満開のさくらが訪れた人を出迎えてくれます。ここから徒歩3~4分のショッピングモール内の食品館あおば1Fにいい菜&ゼスト仙川店があります。
偏りなく順調な売れ行き
いい菜&ゼスト仙川店が入っているショッピングモール周辺は、美しく整っている街並みが住環境の良さを表しています。すぐ隣町は世田谷区で、ここまで車を利用して買い物に来る方も多いようです。
オープンして約1カ月半、今の所、どの商品も偏りなく売れています。中でも軟骨入り鶏つくね照り焼きや、チキン南蛮のタルタルソースは、そのシズル感から特に人気だとか。弁当では若鶏ももザンギ弁当、焼肉丼、海老天丼などの弁当類は順調です。
池田店長によると「平日も土日も変わらず買い物される方は多いです。子育て世代ファミリー、高齢者、単身者も万遍なくご利用いただいております」。格帯もそれほど偏りはなく、好調ぶりに満足げです。
利便性が向上した食材の買い物
10月30日オープンのいい菜&ゼスト日野万願寺店は、JA東京南日野支店の1Fにあり、日野バイパスと新川崎街道の交差点に位置します。交通は高幡不動駅、モノレール万願寺駅、日野駅からほぼ等距離です。周辺は静かな住宅街で、このJA東京南日野支店が誕生し、日々の食料品の買い回りが便利になったとの声も聴かれました。交通の便が良く、駐車場も完備しているので、やや遠方から来店する方もいるそうです。
効果的な品ぞろえで効率UP
売り場はフライが対面販売、その並びに煮物などが並べられ、平台には、その他の惣菜や弁当類が並びます。限られたスペースに売れ筋商品が効果的に並んでいます。
鎌倉ハムの厚切りハムサンド、三元豚のカツサンドは見た目のボリューム感から食欲をそそり、売れ行きは好調です。ガーリックチキンロール、あぶりベーコンもシズル感たっぷりです。この日はあぶりベーコンが昼過ぎに完売していました。
すぐ隣の売り場は精肉店で、トンカツなども販売しています。柳沢店長は「なるべく商品が被らないよう気を使いましたが、基本的にうまく棲み分けられているようです」。どの商品も偏りなく売れているようです。
スタッフの成長が店の成長
順調に船出した仙川店と日野万願寺店。しかし両店とも新店舗のため、スタッフを一から教育しなければなりませんでした。仙川店はすでに2ヶ月目に入っているのでスタッフもかなり慣れてきたようです。一方日野万願寺店では「それなりに動けるようになりましたけど、まだまだ的確な指示が必要です」と柳沢店長。オープンからまだ2週間、研修と現場の店舗では勝手が違い、そう簡単ではないようです。それでも日々成長するスタッフには大きな期待がかかります。店の発展はスタッフの成長でもあるからです。