いい菜&ゼスト フードウェイ藤沢店がオープン
東京からJR東海道線で45分、藤沢駅はJRと小田急が乗り入れ、4大学を有する42万人都市。ここから都心部へ通う人もいれば、藤沢へ通ってくる人も多くいます。横浜・川崎・相模原の各市に次ぎ県内4位の規模で、比較的高額所得者が多く住むエリアでもあります。そんな藤沢市に9月1日ファッションビルOPAフードウェイ内にオープンしたのが、いい菜&ゼスト フードウェイ藤沢店。OPAは藤沢駅南口を出て3分、食品から外食、ファッション、日用雑貨、各種サービスまで、様々な業態のテナントが入っているショッピングモールです。
ファッションビル的な提案を
いい菜&ゼスト フードウェイ藤沢店は、OPA地下1階にあります。売り場は壁面に沿って惣菜・サラダコーナーが設けられており、その他に弁当類を中心に並べられている平台が1台設けられています。土居店長は「オープンしてまだ10日ほどなので、どんな店にしていくかは、お客様の動向を見ながら考えていきます。OPAはファッションビルなので、何とかそのお客様に合った商品を提案していきたいですね」と手探り状態ではあるものの、一つの方向性を探るとのことです。
女性客へサラダの提案を
週に2日ほどのペースで行っているフライコーナーの¥98バイキングは好評です。特にいわし梅しそ巻きフライや、カニクリームコロッケは人気のようです。サラダコーナーには、スモークサーモンサラダや唐揚げコンビサラダ(ともに¥399)などの新商品が並んでいます。「女性のお客様へと用意したものです。PRしていくのはこれからですが、多くの方に買っていただきたいですね」と、ビルを訪れる女性への販売に期待しています。
未来のモデル都市として
藤沢市では、サスティナブル・スマートタウン構想(Fujisawa SST)が進んでおり、藤沢環境創造都市として経団連の未来都市モデルプロジェクトにも指定されています。
これは太陽光発電システムや家庭用蓄電池などを街全体に大規模配備し、各家庭にネットワーク家電を一元管理するものです。スマートエナジーゲートウェイ(SEG)などを導入した1,000世帯規模の新しい街(スマートシティ)を作る都市計画です。開発は着々と進んでおり、2018年から入居が始まります。
開発主体は大手電機メーカー数社です。様々な取り組みが行われている藤沢市は、未来のモデル都市として多くの可能性を秘めている街でもあります。