特集

ゼストクックHOME > 特集 > 2017年5月

特集

人気の弁当の中身は

行楽シーズン真只中のこの時期、休日にはお弁当をもって出かけたくなりますね。そこでどんな弁当を作ろうか、あるいは出先ではどんな弁当を買おうか・・・・などと考えたりします。弁当といえば幕の内弁当、のり弁当、から揚げ弁当・・・いくつかが思い浮かぶかもしれません。そこで今回は、弁当の中身について考察したいと思います。好まれる弁当の食材には、男女で趣向の差がありました。

男性と女性で若干違うおかずの好み

弁当の中身についての面白いデータがあります。好きなおかずを10代~40代の男女別にアンケートしたところ、共通しているのは、玉子焼き、から揚げ、しょうが焼き、エビフライ、ウインナーが上位5位までに入っていることです。6位以下は、男性がトンカツ、ハンバーグ、焼き魚と続くのに対して、女性は煮物、きんぴらごぼう、サラダと、このあたりから趣向が分かれてきます。

男性はガッツリ量を求めるのでしょうが、玉子焼きがトンカツやハンバーグを抑えてトップに来るのはちょっと意外に感じます。これは幼少期から玉子焼きに親しんでいることに起因しているそうです。玉子焼き、から揚げは男性女性ともに1、2位ですが、その理由を調べてみると、女性ならではの特徴が見られました(2017年当社調べ)。

パッケージが新鮮で、男女問わず売れ行きがいい銀鮭のり弁当と厚切りイカフライ海苔弁当(左)。男性に好まれるカツ丼と女性に好まれる天丼。あなたならどっち?

女性はバリエーション、男性は量を

男性がから揚げ弁当やトンカツ弁当に期待するのはそのボリューム感です。ところが女性はから揚げ弁当でも、その中にきんぴらごぼうや玉子焼き、野菜などのバリエーションを求める傾向があるようです。いい菜&ゼスト矢向店の石原店長に話を聞いてみると「女性はおかずの種類の多い幕の内弁当、男性はトンカツ弁当やハンバーグ、から揚げ弁当を、丼ぶり物では女性が天丼、男性はカツ丼をお買い求めになる傾向がありますね」との見解。天丼には3~4種類の具材があるので、味や触感の違いを楽しみたい女性に好まれるのでしょう。男性は種類よりボリュームですね。また「酢豚のように自分では作れない、ちょっと手の込んだおかずも男性には人気ですよ」とも語ってくれました。

スポーツ観戦に人気のから揚げ(左)。レッズの赤とガンバの青に分かれるスタジアム。試合以上に盛り上がる応援合戦では、食事は片手でつまめるものが人気!(右)

イベント開催日にはサポーターが

石原店長はまた元町店、関内店にも勤務していました。両店とも横浜スタジアムが近かったため「ベイスターズの試合開催日には、から揚げパックやポテトフライなどが人気でした。次いで弁当が売れるんです。熱烈なサポーターは、ゆっくり弁当を広げる間もないほど応援しますから、なるべくワンハンドで食べられるものから売れていきます」自身も熱心なベイスターズファンである石原店長ならではの見解です。

同様の現象は北越谷店でも起こります。Jリーグ浦和レッズの試合開催日には「その日だけ店頭売りをします。フランクフルトやから揚げ、タコ焼き、焼きそばがあっという間に売り切れます」と若月店長。北越谷店のすぐ目の前には、埼玉スタジアム行きのシャトルバスの停留所があるため、大勢のレッズサポーターが大挙して店頭に集まり、あっという間に完売するそうです。「毎年のように優勝争いしているガンバ大阪戦は、ガチンコのライバル対決ですから、特にすごいんです」と熱気が伝わってきます。

弁当の中身についての考察、皆さんにも思い当たる節があったでしょうか?最後に、いわゆる弁当男子と呼ばれる方は、どちらかといえば繊細で、様々な食材を調理されるので、ガッツリ系の男性とは違い、惣菜をいくつか組み合わせて買っていかれるそうです。次回いい菜&ゼストの売り場を訪れた際には、その時の気分がボリューム重視なのか、バリエーションを求めているのかで品定めしてみるのも面白いかもしれませんよ。

PAGE TOP
© ZESTCOOK Co., Ltd.