いい菜&ゼスト淵野辺店がオープン
JR淵野辺駅から徒歩7分、新規オープンの総合スーパー「ESPOT」の1Fに、いい菜&ゼスト淵野辺店が12月22日にオープンしました。この近辺では最大級の総合スーパーで大型の駐車場を備えています。食品が中心ですが衣料品もあり、商品の幅は少ないものの、白物家電やインテリアまで扱っています。生活の中でちょっとしたものを買い求めたいときには、ワンストップで大体揃う大変便利なお店です。オープン日は全館あげてのイベントが行われ、大勢の人が訪れました。いい菜&ゼストにも、惣菜や弁当を買い求める人が後を絶たなかったようです。
食欲旺盛な青学生の胃袋を満たす
1Fの食品売り場はかなり広く、いい菜&ゼストも広いスペースを確保されています。特に通路は十分な幅があるので、人の行き来がスムーズに行えます。ここで買った惣菜は別途設置されたイートインコーナー(休憩コーナー)でも食事をすることができます。淵野辺地区は再開発が進み、若いファミリー層が多く居住しているため、店内では子供をよく見かけます。またキッズカートが使えることで、休日などは小さな子をカートに乗せた家族での買い物風景が目を引きます。
エリア特性としてもう一つ見逃せないのは、隣接する青山学院大学と桜美林大学の存在です。「昼間の売れ行きの芳しくない日でも、割引価格になる夕刻には大学生が押し寄せてきて、きれいに売れていきますよ」とはオープンから店舗運営に携わる山口マネジャーの弁。付近には大学生のためのマンションやアパートが多く、特に青学生は通学路でもあるので、下校時に惣菜や弁当を買い求めたり、イートインコーナーで食べて帰る人も少なくないようです。青学生にとって、いい菜&ゼストは生活に必要な存在になっているのかもしれません。
豆まきから恵方巻へ
2月といえば節分。雑節では各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことと言われています。豆撒きに使われる大豆ですが、五穀のひとつで穀霊が宿るとされており、魔の目(魔目=まめ)に豆をぶつけて魔を滅する(魔滅=まめ)ことから悪霊を払うのに最適とされています。京都の鞍馬山に鬼が出たとき、毘沙門天のお告げによって大豆を鬼の目に投げつけて退治したという話もあります。しかしながら、一般家庭での豆撒きは減少し、豆撒き儀式は、今では神社などのイベントで見る程度になりました。
代わって節分の主役の座は恵方巻に移った感があります。10数年前に大手CVSチェーンが恵方巻を仕掛けて以来、節分が近づくと街のあちこちで恵方巻のポスターが目立ちます。恵方巻は様々なアレンジが可能であることから「海鮮巻き」「ハーフサイズ」など食材・大きさの多様化に見られるように毎年様々な商品が登場します。レシピサイトでは、サーモンと菜の花でバラの花をデザインするなど、恵方巻由来の具材に関係なく、料理のレパートリーのひとつとして楽しまれています。
恵方巻から新たなスタート
恵方巻きを食べるのも、豆撒きするのも、旧暦では新年を迎えるための儀式とされています。いい菜&ゼスト淵野辺店では初めて迎える節分。山口マネジャーはかつて恵方巻を1日に800本ほど販売した実績があります。「工場に発注した200本では間に合わず、皆でお米を炊いて寿司を巻きましたね(笑)。ここ淵野辺店でも、準備しておいた方がいいかもしれません」と当日への対策を模索しています。もしかしたら大勢の大学生の胃袋を惹きつけるかも・・・・