創菜いい菜北千住店がオープン
都心から東京メトロ日比谷線の下り電車で隅田川を渡ると、東京スカイツリーが見えてきます。そして間もなく北千住駅に到着。
ここはJR常磐線、地下鉄日比谷線、千代田線それに東武カイツリーライン、つくばエクスプレスがり入れている交通の要衝。1日の乗降者数は28万5000人という巨大ターミナルです。
駅西口改札を出ると、ペデストリアンデッキが北千住マルイまで繋がっています。このB1まるい食遊館に3月30日、創菜いい菜北千住店がオープンしました。
補充が間に合わないほどの売れ行き!
この日、まるい食遊館には、創菜いい菜と輸入食材店の2店舗が同時に新規オープンしました。数日前よりマルイのホームページで紹介され、折り込みチラシの告知もあって、かなりの期待感が醸成されていたようです。実際、オープン当日は朝から大勢の買い物客が訪れています「いらっしゃい、いらっしゃい」「安いよ~」などと、あちこちから勢のいい掛け声が飛び交い、売り場は活気で溢れています。時間とともに、どんどん買い物客が増えていき、大変な混雑ぶりです。
創菜いい菜では、この日のセールで並べられていた「鎌倉ハムベーコンあぶり焼き」や「いい菜の惣菜盛り合わせ」、それに三元豚の「厚切りローストンカツ」などが、補充が間に合わないほど飛ぶように売れています。まるい食遊館の売り場担当の方数名も、ネクタイ姿で駆けつけて、お客様の誘導や案内におおわらわです。その後も連日盛況が続き、幸先の良いスタートとなりました。
昔の賑わいを取り戻した千住
北千住駅は、多くの路線が乗り入れていることから利便性が高く、1990年代より西口で再開発が進みました。大型マンションが建設され、若い世帯が入居し始めました。2000年にはマルイ、東京芸術センター、東京芸術大学千住キャンパスが建設され、それ以降も東京未来大学、帝京科学大学、東京電機大学などのキャンパスが続々と建設されたことで、文教地区としてこの駅を利用する人の数が飛躍的に伸びたのです。
ちなみにここは1979年から放映が始まった人気TV番組「3年B組金八先生」の舞台としても有名です。舞台となった足立区立第2中学校は、現在は廃校となり、跡地に建設されたのが東京未来大学です。
ところで北千住、南千住という駅名についてですが、実際にはそのような地名はなく、千住旭町や千住高砂町、千住弥生町といった多数の町の集合体が千住と呼ばれています。この千住○○町とついた地名が広域に広がっていることから、北千住と南千住で駅名を分けたそうです。江戸時代の4大宿場町として栄えた町にも再び活気が戻ってきました。