伊勢原道灌(どうかん)祭りは、今年も大盛況
神奈川県伊勢原市で、10月17日(土)、18日(日)の両日、伊勢原道灌まつりが開催されました。江戸城築城で知られ、伊勢原でその生涯を閉じた戦国の武将・太田道灌にちなんで名付けられたお祭りです。駅周辺の歩行者天国では、道灌公鷹狩り行列、北条政子日向薬師参詣行列、観光総踊りなどが行われました。地元の市民だけでなく、遠方からも多くの見物客が訪れました。
それに伴って大忙しなのが、駅を出るとすぐの好位置にある、いい菜&ゼスト伊勢原店です。
迎え撃つ伊勢原店は準備万端
祭り当日の小田急伊勢原駅は、午前中から観光客がどんどん降り立ってきます。伊勢原店へも惣菜や弁当を買い求める人が徐々に増えはじめます。「この日を迎えるために、スタッフも数日前から相当な覚悟をして臨みました(笑)」と同店の渡辺店長。普段の5倍ほど仕込みますが、店頭に出している焼き鳥、アメリカンドッグ、ポテトフライなどは、あっという間に売り切れてしまうそうです。3年前から販売している祭り限定商品のトルネードポテトは、スライスしたポテトを串刺しにした珍しい形状で、今年も大好評でした。2日間で200本ぐらい売れたとか。「気軽にワンハンドで手軽に食せるものを店頭に置きました。混雑時に、釣銭のやりとりの手間を省くため、トルネードポテトのみ¥200、他はどれも1本¥100とキリのいい価格設定としました」と準備には抜かりがありません。
祭りは佳境に、店もフル回転
祭りは午前中から昼過ぎにかけて、市民参加によるパフォーマンスを中心に組まれています。幼稚園児による子供神輿はかわいらしく、思わず微笑んでしまいます。KIDS DANCEは小学生によるヒップホップダンスとは思えないほどの見事なものでした。続いて大人の部からは、女性による迫力ある和太鼓演武と市民の吹奏楽団による演奏など、町全体で盛り上げています。
午前の部が終了したこのころ、内はかなり混雑してきます。応援に駆け付けている秦野店・神田店長も店頭販売の対応が忙しく、厨房では、秋山マネジャーもスタッフと共にフル回転。アルバイトスタッフは、この日ばかりは総動員です。
メインイベントは、戦国武将、太田道灌一行による時代劇行列です。その太田道漢役、北条政子役には俳優を起用する力の入れよう。行列が始まると見物客から大声援が起こり、祭りは最高潮を迎えます。今年は天候にも恵まれ、見物客は2日間で約30万人が訪れるという一大イベントでした。
スタッフ全員で乗り切った2日間
18時半ごろ、大盛況のうちに幕を閉じた伊勢原道灌祭り。伊勢原店には最後の波がやってきます。夕飯を買い求める買い物客です。そのため店では19時ごろまで休む間もなく商品を補充します。やっと閉店するのが21時過ぎ。ほぼ一週間分の仕事をこなした中身の濃い2日間でした。終礼で渡辺店長がスタッフ全員にねぎらいの言葉を掛けると、スタッフの表情は、やりきった充実感でいっぱいでした。