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日本一を目指した、
『超厚切りロースとんかつ』が完成!


5月からゼストクックが力を入れているのが、三元豚の『超厚切りロースとんかつ』です。見た目の大きさや価格の魅力ばかりでなく、誰が食べても旨い!と唸らせるような、本物のとんかつを作りたい、という関社長の肝いりプロジェクトです。そんな思いを商品化するため、製造責任者として白羽の矢が立てられたのは、坂上幸一さんです。坂上さんは入社13年目で、工場内の食材については、ほぼすべてを経験しているベテラン。半年前から商品の開発が始まりました。

『超厚切りロースとんかつ』の開発責任者の坂上さん(左)と製造スタッフ。半年間の試行錯誤がありました

旨いとんかつ作りの壁に、試行錯誤6ヶ月

ボリュームある旨いとんかつを作ることは、そう簡単ではありませんでした。厚く切った肉は火が通りにくかったり、温度を上げると、衣が焦げたり剥がれたりと、予期せぬトラブルが起ったのです。「これは肉厚や温度だけでなく、もっと深い問題があることを悟りました」と坂上さんは当時の苦悩を振り返ります。「たとえば、パン粉についても、従来のものではだダメなんです。このとんかつに適したパン粉をメーカーさんと協議して、成分を変えながら試作品を作ってもらい、何度も揚げて成分調整しながら進めました」と細かな工程があったそうです。その間の試行錯誤が6ヶ月・・・・・・ようやく、今年5月にこのとんかつ用のパン粉が完成し、肉の厚みもほぼ確定できました。日本一のとんかつ作りには、厚い壁が立ちはだかっているようです。

それでも坂上さんの仕事はまだ終わりません。「店でどのように売られているのか、本当に旨いのか、実際に買って家で食べてみたのです。すると家族も、おいしいといってくれているのでほっとしています」と最も身近な消費者に試してもらっています。1枚¥480の値打ちはあると、手応えを感じ取ったそうです。それでも、実際の店舗で、常連のお客さんはどのように感じているのだろうか、そんな現場の状況も気になるそうです。

極上の三元豚肉(左)。専用のパン粉をつけて揚げると、迫力あるこの肉厚が食欲をそそります。

一度食べた人はリピーターになってくれる

店の反応はどうでしょう。発売から1か月半ほどたったころ、本社から程近い牛浜店を訪ねてみると、1枚¥350で売られています。¥480の価値を鈴木店長も認めているのですが「最初はなかなか買ってもらえませんので・・・とにかく美味しいから、一度食べてみてください、とお勧めしています。食べてもらった人は、皆美味しいとリピーターになってくれます」と、この商品が確かなものと確信したようです。ただ、やや高めの価格設定なので、誕生日やお祝い事などの、特別な日に奮発する、という方が多いのが実情です。「今後は普通の日でも食べていただけるよう、もっとPRしていきます」と抱負を語ってくれました。『日本一を目指した、超厚切りロースとんかつ』の勝負はこれからです!

店頭ではPOPと共に、こんな風に並べられています
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